#524 │ 永住権取得時の雇用主との約束に納得できない

今働いている会社で永住権申請できたのですが、この申請と引き換えに、雇用主へ給料払い戻しと、永住権取得後もこの会社で働き続ける事と、その保証デポジットとして数千ドルを雇用主に取られています。もしこの金銭を取り戻したい場合、警察に通報したら雇用主は逮捕されてお金も戻ってくるのでしょうか。

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回答

コメント一覧 (2件)

  • 日系の会社に限らず、外国人労働者を雇っている会社ではこういった話はよく耳にしますね。

    結論から言うと、行動を起こすことは可能ですが、その結果を想像したうえで覚悟をもってアクションされる必要があると思います。

    例えば永住権申請中にご質問内容のアクションを起こすことで、そのプロセスが止まる、もしくは却下される可能性がないともいえません。

    また、永住権の申請時に会社の条件に納得して、契約書などを交わしてお金を支払ったということでしたら、返金というのは法的に難しいかもしれないです。

    どうしても納得できない、という事でしたら、弁護士に相談なさることをお勧めします。

  • お給料の払い戻しということは、おそらく本来は雇用主が払うべき申請費用の一部または全部をお給料から返済した(実質は申請者様が払った)ということですね。そうですね、よく聞く方法ではあります。

    警察への通報に関して、日本でも民事不介入と言いますように、あくまで雇用契約の中でのアレンジメントですから、雇用主があからさまに詐欺などの不法行為を行っていない限りは逮捕はされないかと思います。

    また、そのお金の返還に関しては警察は介入してくれないでしょう。末永様のおっしゃる通り、弁護士を立てて、不当な雇用契約である、として訴えを起こす方法はあると思います。

    移民局は、外国人労働者を雇うにあたって、雇用主側が規定に沿った扱いをしているかの調査(Inspection)をすることがあります。もし、順守されていない場合は、以降の外国人労働者のサポートの禁止、雇用主側への罰金などもあり得ます。

    ただ、もちろん、PRを目の前にして断るのは難しいという事情はあったにしても、当時は申請者様もそれに加担した、とは言えます。不当な雇用契約で無効であった、返還すべき、とするのであれば、遡って、ワークや移民申請それ自体も虚偽であった、として、申請は取り下げる、または却下になることも覚悟の上でアクションを起こす必要があると思います。

    今は移民もどんどん難しくなっています。決して雇用主の肩を持つわけではありませんが、申請に至らず帰国した方も多くいますので、気持ちを切り替えて、損した分の給料をカナダで取り戻すぞ、と前向きに活動される方が良いようには思います。

    大変でしたね。悔しい思いはあるかと思います。同じカナダに住む一人として応援しています。

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